がんになって考えた保険加入のこと。

がんになって、保険加入ができなくなったと。

去年の春、退職して無職になり、保険料の負担もそれなりにあります。子どもたちも卒業し、そろそろ整理をしようと思った矢先でした。

妻の保険加入状況

加入している保険

がん保険だけ継続して、後は徐々に解約する予定でした。

生命保障

がんになった以上、死期は早まったと感じていますが、それが10年後なのか20年後なのかわかりません。現在、3本加入していますが、COOP共済があと3年ちょっと。これは、2022年までは続けることにしました。乳がんの場合、再発は3年以内が多いそうなので、それで後10年継続するか考えることにしました。

遺族年金は、保険料が上がったこともあり、どうしようか悩んでいます。

自治労セット共済は、夫についている特約なので、保険料は夫が払っていますので、そのままに。契約者は夫になるので、受取も夫になってしまいますし。

がん保険

診断給付金200万円は、1回限りの支給です。入院給付は1日3万円で無制限で支給されますが、長期入院の必要ながんでもないので、今後入院することになっても、1週間で20万円ほどの支給です。通院給付もありますが、20日以上入院後の通院の場合なので、保障はないも同然です。がんでも死亡に300万円ありますので、これが最終的な葬式費用となりそうです。

自治労セット共済の特約で、2018年分からがん診断給付が新設されていました。これも1回限りで私の場合は、40万円支給される予定です。

医療保障

自治労セット共済の特約から、1日当たり4千円、がんなどの成人病の場合は5日目から4千円加算されるようです。通院給付も2千円ありますので助かります。手術給付は、4,8,16万円のなかからどれかになりすが、8万円でしょうか。

今回、全摘手術をしましたが、温存手術を選択した場合、放射線治療に一月ほど毎日通院する必要がありました。抗がん剤治療なども通院で治療する場合が多いようなので、以前ほど入院期間が長くなることはないようです。

がん保険の特約Maxは、がん入院には保障されません。その代わり、がん保険で保障されていない手術給付は、こちらで保障されるようです。がん保険の手術給付ではないので、手術給付は最高倍率ではないと思います。5万、10万、20万のうちどれかになりますが、10万かなあと思っています。以前夫が大腸のポリープ摘出手術で5万だったので、それ以上であってほしいと思うからです。がん保険に特化した手術給付なら、乳房再建などにも手厚いものが見られますが、全体の手術の中では乳がんの手術はそれほど重大手術ではないようです。食事は常食を食べれますし、翌日から普通に歩けることからもそうかもしれません。女性の心情は算定の根拠には入っていないようです。

止める時期は慎重に。

去年の春、退職する際、保険はすべて継続しました。

その理由は、辞めてすぐ病気になると後悔すると思ったからです。ずっと継続しないまでも、徐々に減らしていくつもりでした。がん保険の一部解約も検討していましたが、時期を早まらなくて本当に良かったです。

働き始めて30年近く加入していることを思うと、保険料の支払いは相当になります。一度加入すると止める時期が難しいのですが、冷静に考えると、生命保障はそれほど必要にないかもしれません。預貯金でカバーできますし。

後は、止めてすぐ死ぬことだけが避けたいことなので、3年以内に再発がなければ、遺族年金は止めようと思います。コープ共済は、あと10年更新すると、保険料が4千円になります。総額48万円で死んだ場合、一千万円。考えるところです。保障を半分にして継続するかもしれません。

がん保険も1口にして一部解約するかは、解約返戻金を調べて考えたいと思います。65歳からは保障も半分になるし。

医療保険は、月2千円の共済でも、30年で72万円ほどの負担になることを思うと、その額を別貯金にする方法もありますね。ただ言えることは、健康なうちにしか加入できないのもつらいところです。