夫は、平成13年ごろからうつで通院しています。一度、寛解となり、通院服薬をしていない期間が5年ぐらいあります。その後、再発し、以後ずっと通院服薬しています。
うつの通院にかかる費用(夫の場合)
以前紹介した通り、うつが長引くと、自立支援医療(精神通院の医療費助成)の適応を受けることができるかもしれません。所得などの条件はありますが、適応を受けた場合、窓口負担及び薬局の費用が原則1割となります。
以前の別ブログ記事
すべて1割負担となるのか
原則、精神通院にかかるものは1割負担になりますが、中年になると、一緒にほかの薬が処方されることがあります。また打つとは直接関係のない検査が実施されることもあるでしょう。
そういったうつと直接関係のないものまで、医療費は減免されるかとお思いになるかもしれませんが、そこまでは甘くありません。
そういった場合は、うつと直接関係のない、検査、薬剤などは、通常通り、3割負担となります。それでも、高血圧でかかると再診療が3割いりますが、うつと併用して受診すると、1割負担で済みます。内科的なものは、特に医師等のこだわりがなければ、一緒にかかると医療費を節約することができます。
夫がうつ以外で、投薬を受けているもの
高血圧、脂質異常 一緒に受診しています。
緑内障は、眼科であり、視野検査なども必要なので、眼科にかかっています。
請求内容
病院窓口負担分
再診料 | 72点 | 1割 |
投薬 | 74点 | 1割 |
検査 | 359点 | 3割 |
精神科専門療法 | 330点 | 1割 |
保険分負担金額 | 1,080円 | 359点分 |
公費・一部負担金 | 480円 | 476点分 |
計 | 1,560円 |
1割対象外:検査359点 359点×10円×30%=1,077円→1,080円
薬局窓口負担分
薬剤技術料 | 281点 | |
薬剤管理料 | 51点 | |
薬剤料 | 1,554点 | |
計 | 1,886点 | うち1割1,606点 |
2,450円 |
1割対象外:薬剤料280点 280点×10円×30%=840円
1,606円+840円=2,446円→2,450円
表示方法は、病院、薬局の様式により違いがあるかもしれません。
慢性的な治療で内科で処方されるものは、薬の飲み合わせもあるでしょうから、一人の医師にかかったほうがいいこともあると思います。医療費も節約できますしね。
今回の負担額
4,010円
2週間分です。月2回かかるとしたら、8,020円になりますが、夫の場合、月の限度額は5,000円になりますので、次の負担はこんなに入りません。3割負担分は除いて計算されると思います。