次女は私立高校を卒業して、3年生の専門学校へ通いました。その学校には、「利付学校債」があり一人当たり10万円以上500万円まで購入することができます。
学校債が満期になりました。
300万円申し込みました。この額は3年間の授業料にあたります。
原則3年間は途中解約できません。入学後の募集なので、償還は卒業後になります。ただ、卒業時の解約ややむを得ない事由がある場合は、利率が下がって解約できます。
年1.5%の利率が保有期間が1年未満の場合は年1%になります。
年1.5%は定期預金の年0.01%とかのと比べると破格です。
1回目利息 | 47,219 | 2017.7 |
2回目利息 | 45,000 | 2018.7 |
3回目利息 | 45,000 | 2019.7 元本300万円も返還 |
計 | 137,219円 |
1番の心配は学校の存続が危ぶまれることでしたが、専門学校としてそれなりに生徒数もいたので3年でどうにかなることはないだろうと考えてのことでした。次女が通うクラスは定員割れしていましたが。
県外の幼稚園の債権が紙くずになるかもしれないというニュースを見ましたが、そこは卒園しても返還せず、預けっぱなしのようでした。ということは債権額が年々増加しているということです。これは自転車操業しているかもしれないと危険な兆候ではないでしょうか。
画面には数百万円預けている方が出ていましたが、子供の教育費がこのようなことで奪われるというのは気の毒でなりません。
利付債券は、発行元に償還する力があるか見極めることも大事ですが、預かる期間も無制限というのは危ないことなのかもしれません。
私は、子どものが在校する期間、その期間の授業料相当分を購入しました。そして、定期預金に預けるよりはずっといい利息を受け取ることができました。
債券を購入する際は、自己責任で無理のない範囲で行いたいものです。